授業記録4 2015年10月30日
13:45 先週の休講分の振替について相談→11/27(金)の4限に決定。
13:50~ 要約:「空き家対策特別措置法」施行
時間終了前に終わる人も数名見られた。
14:05 T: 前回の要約文を個別に一言コメントしながら返却
14:10 先週の要約についての解説
「~に オープンした」or「~で 開始/開業/開港 した」
↑存在型のため「に」をとる
運用/運営 が始まった(〇)。運航 が始まった(×)
交通便利(×)→ 交通の便が良い/交通の便利な
ここで優秀要約文を3例ほど紹介。
長過ぎる名詞修飾に注意:聞きにくく、読みにくくなる
「~は、~だ」といった主題化した文にするべし。
簡素な施設(×)→ 簡素化された施設
~を~化する/~が~化される この区別をしっかり覚えること
それは → これは(今ここで話題にしている点を強調)
14:35 T: 宿題の作文を個別に返却
プリント配布 「レポート論文でよく使う動詞」
「論証型レポートの例」
表現のバリエーションを増やせるように
14:40 作文(序論)のフィードバック:引用ができていない人が半数
第4課クイズ そこで(これから始まる事実、~をきっかけに)
vs したがって(終わったことの結論)
14:50 3人ずつのグループになり、ピア活動で作文チェック。
一つのグループに参加した。グループは長さが異なる作文の提出
者で構成されている。
1人ずつ、自分の作文を読み、QAをして終了した。
【気付いた点】
グループは、作文の長さの違う学習者で構成されているが、それはほぼレベルの違いになっているようだ。さまざまなレベルの学習者を組ませることで、学び合いの効果が期待されるが、実際高いレベルにあっても、自分のアドバイスが本当に的を得ているのか、学生自身に自信がないようだった。また、F.Bのコメントを的確に理解できていない箇所もみられた。
学習している内容が高度なため、学生のみで評価したり、内容についての意見を述べる難しさを感じた。